はじめての雪山で丹沢の塔ノ岳と丹沢山にいってきました。
ルートはヤビツ峠から表尾根を行こうと思っていたのですが、道路凍結によってバスが運休してしまったました。なので、急遽大倉から登ることに。それでも表尾根にいってみたかったので新茅山荘から烏尾山にいき烏尾山で表尾根に合流して塔ノ岳につきました。


丹沢の塔ノ岳は日帰りでも十分登って降りれる山なのですが、尊仏山荘という通年営業の山小屋があるので泊まることにしました。尊仏山荘に宿泊することで丹沢の楽しさが2倍にも3倍にもなります。

日帰りでいける塔ノ岳にあえて宿泊するメリット

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塔ノ岳は往復6時間で登り降りできるので、日帰りで十分いけるのですが、そんな塔ノ岳にある尊仏山荘にあえて宿泊するメリットは

① 行きも帰りもゆっくりできる

日帰りでは6時間かかるので朝8時から登り始めると終わるのは午後2時、休憩を入れると3時4時になってしまって1日がかりになってしまいます。
しかし、尊仏山荘に宿泊することで1日の行動が登りだけ(あるいは下りだけ)にすることができるので時間にゆとりを持たせることができます。なので、朝早くから登らなくても(10時とか11時でも間に合います)いいですので、ゆっくり登ることもできます。さらに日帰りだとちょっと厳しい鍋割山を経由をして鍋割山荘で名物の鍋焼きうどん食べたり、一足伸ばして丹沢山にいったりもできます。

② 尊仏山荘から「夕焼け」、「夜景」、「日の出」を堪能できる

日帰り登山ではできないことといったら夕焼け、夜景、日の出の3点セットがみれないことでしょう。しかし、泊まることによって夕焼けも夜景もそして日の出も見ることができるのです。普段の登山ではなかなか味わえない景気を見ることができるのも山小屋に泊まることのメリットです。

尊仏山荘にチェックインして塔ノ岳からの風景を堪能する

キツい表尾根の登りを終えて塔ノ岳についた瞬間この風景がみれました。
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丹沢山系の山々そしてきれいな富士山、遠くは南アルプスまでみれます。
見た瞬間「うぁ・・すげぇ」のひとことです。

景色は素晴らしいですがこれまでの道のりで結構疲れました。
とりあえず荷物を置きたいので先に尊仏山荘にチェックインしてきます。

尊仏山荘では売店も営業しているので、常時誰かいます。スタッフに声をかけて台帳に記帳します(寒くて手がかじかんでいてすごく汚い字で書いてしまいました)。

尊仏山荘の宿泊料金は1泊2食付きで7000円です。夕食や朝食を抜きにすると1000円引きになります。なので素泊まりでは5000円になりますし夕食だけだと6000円になります。北アルプスや八ヶ岳といったメジャーどころの山の山小屋の相場は8000円から10,000円なので、尊仏山荘の価格はは他の山小屋と比べると山小屋の宿泊料金も安いのも魅力です。丹沢山系の山小屋の料金の相場は7000円から8000円なので他の地域の山小屋と比べると料金は安いのも魅力です。

尊仏山荘に入ったところが談話室兼休憩室になっています。宿泊者は自由に利用できます。
宿泊は2階になっています。
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大部屋は6人部屋です。2段になっていますので上段行く場合は梯子を登ります。

小部屋はすでに女性のかたが入っていたので撮影はできませんでしたが他のブロガーのかたの宿泊記みると和室タイプと2段ベットタイプがあるみたいです。

今回は飛び石連休の日曜日(次の日の月曜日は平日で火曜日が建国記念の日)なので大部屋もひとりで使えました(後で予約していないかたがきたみたいで結局ひとりでは使えませんでした)。

荷物を置いて(荷物は廊下におきます)着替えをして(着替えは仕切りがないので注意が必要です;着替えようとしたらちょうど小部屋から女性のかたが出てきてビクッとしました)景色を撮影するために尊仏山荘の外に再びでます。本当にこの日はいい天気です。

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塔ノ岳からみた南側。相模湾や伊豆、箱根がくっきりみれます。
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箱根の大涌谷でしょうか?噴気がモクモク出ているのも確認できました。

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先ほどきた表尾根方面、湘南の海や三浦半島、遠くは房総半島まで望めます。
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南アルプスの山々もくっきりみれます。今年は暖冬でしたが雪がたっぷり積もっていることが確認できます。

しかし、とても寒い!!気温0度で手がまた悴みそうなので一通り写真とって尊仏山荘に戻ります。

時刻は3時ちょっと過ぎで夕食までは3時間弱あります。山小屋では暇といったら暇なので山小屋においてある雑誌や本を読むことが多いです。

尊仏山荘で買った甘酒を飲みながら、おいてあった山と渓谷を読んだり

もってきたiPadでヤマノススメや山と食欲と私の丹沢がでているところを読んだりしてまったり過ごしてました。登り終わって頂上の山小屋でだらだら過ごす。これもまた山の上で泊まるメリットでもあります。

携帯の電波についてですがDocomoの電波は繋がった(LTEになったりならなかったり安定はしていませんでしが)のでちょっとした調べ物やSNSに投稿するぐらいならできそうです。Wi-fiはありません。

尊仏山荘から夕日と夜景を眺めて名物カレーを食べる

夕方5時ぐらいになると少しずつ談話室がザワザワしてきました。ちょうど日の入りの時刻だからです。今日は1日快晴ということもあり夕焼けは期待できそうです。
尊仏山荘は塔ノ岳の山頂にあるので、尊仏山荘から出たらすぐ夕日や夜景を眺められるのは魅力です。

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南アルプス方面も少しずつ焼けてきました。
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だんだん色が濃くなってきます。
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東京都内のほうに目を向けると月がのぼってきます。ちょうどこの日は満月みたいです。

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17時18分日の入りでした。富士山と夕焼けはほんとうに美しいです。

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月もきれいに映えてきて街ナカは少しずつ灯りをともしてきています。

17時30分から夕食です。
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夕食は名物のカレーです。具が大きくてかつ具がゴロゴロ入っていて美味しい。山の上なのに美味しいカレーを食べれることに感謝です。ルーもご飯もおかわり自由なので2杯おかわりしてしまいました。副菜には筍や山菜、サラダもあるので栄養もたっぷりです。地味に果物もあるのはありがたいです。

食べ終わったころ、他の宿泊者の方に外がすごいよといわれたので外にでてみました。

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夕焼けももう少しで終わりそうな感じで、さっきよりもより一層赤みをましています。他の山は黒くなっていますが富士山だけは雪のおかげでちょっとうすく空の青さとだんだん赤くなる夕焼け、街の灯りが少しだけアクセントになっている贅沢さを味わえます。

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都内の方はというとこちらはこちらで街の灯りできれいです。月がまるで太陽みたい。2月は空気が澄んでいるので素晴らしい夜景を眺めることができます。
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ちょっと拡大するとノイズが出てしまっていますが東京タワーやスカイツリーも見れます。直線距離で50~60キロぐらい離れているのですがしっかりと認識できるのはすごい。というかより性能のよいカメラ欲しくなってきた。

寒くてぼちぼち尊仏山荘の談話室に戻って、持ってきたビールをちまちま飲み山と食欲と私を読みながら周りにいる宿泊者との談笑タイムです。

この夕食後から寝る前までの時間も好きで、談話室にいる方からおつまみもらったり、行ってよかった山の話をきいたりするとまたどこかの山に行きたくなるという負のスパイラル(??)にハマってしまいそうです。

就寝は夜の8時なので7時半ごろ引き上げて寝る準備をして布団に入りました。
フリースはきましたがそこまで寒くはなかったのですが、反対側で寝ていたかたのいびきがうるさくてなかなか寝付けませんでした。山小屋は大部屋でいろいろな人がいるので耳栓は必須だということを実感しました。

曇っていて日の出は臨めず

朝食は6時なので朝の5時ごろから各々動き始めます。

朝食はおでん
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朝は寒いので暖かいおでんを食べれるのは幸せです。のりやふりかけもあるので自由にとって食べることができます。

水に関しては10分ほど下がったところに水場があるのでそこで汲むか山頂でペットボトルで400円で売っているのを飲むかの2通りです(夕食・朝食時にはお茶がでますが持ち出し不可です)。水場への道は急坂なので400円払って楽するか無料の水を汲むために急坂の上り下りをするか結構迷ってしまいます。
ただ、300円でお湯の提供をしてくれるみたいです。300円でお湯なのでもう迷いは吹っ切れました。お湯は水筒に汲めるだけ汲めるみたいなので大きな水筒のほうがお得になります。その分重くなりますが笑。

朝食後外にでてみると
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この日は雲に覆われていてなにも見えず。残念です。外も-7℃あったのでとっとと引き上げます。

この後丹沢山を往復して戻ってくるのですが、いらない荷物は尊仏山荘に置いて行っても良いとのことなので、荷物をデポして身軽にして丹沢山へ向かいました。

山小屋デビューにオススメ


丹沢・塔ノ岳では日の出こそ望むことはできませんでしたが、夕焼けと夜景はバッチリ堪能できました。尊仏山荘に泊まることでの特典を十分使えたと思っています。飛び石連休だったので山小屋もあまりこんでいなかったのもよかったです。

山小屋というと富士山とかアルプスとか八ヶ岳とか標高の高いところにあるのですが丹沢山系は標高1500m前後で通年営業山小屋がいくつかあり都内からも近いので山小屋デビューにもちょうどよい場所です。
山小屋というと必要最低限の設備しかなくて、汚くて、ギュウギュウ詰めで寝るというイメージがありますが、最近の山小屋でそういうところはほとんどなくてトイレも洋式になっていたり、食事も山小屋ごと工夫を凝らしていたりとイメージよりも格段に進化しています。

日帰りでも楽しいのですが7000円払うだけで塔ノ岳から夕焼けも夜景も日の出も楽しめてゆるふわ気分で登れるのは十分価値のあるものだと思います。
丹沢山2日目の記録はこちらから



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